Dさん(98歳,女性)は,介護老人福祉施設に入所している|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 19 : 
Dさん(98歳,女性)は,介護老人福祉施設に入所している。終末期を迎え,座位が困難でべッドで臥床している。医師は,死に至るまで1週間程度と予測している。呼びかけには目を開けて反応して,表情が変わることもある。食事は,アイスクリームや水分をわずかにとる程度である。Dさんは,以前から,ここで最期の時を安らかに過ごしたいと希望している。家族もそれを望んでいて,毎日,居室を訪れている。家族は延命措置を希望していない。介護職の対応として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
いつもテレビをつけたままにしておく。
2
居室内のポータブルトイレで排泄できるように介助する。
3
家族に,胃ろうの造設を医療関係者に相談するように促す。
4
家族とゆっくりと過ごす時間をもてるように,居室環境を整える。
5
声かけのたびに,頑張って長生きするように励ます。
解説

終末期は、最後までその人らしく安心して過ごせるような介護が求められるため適切である。