K さん(43歳,女性)は,8年前に関節リウマチ(rhe|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 116 : 
K さん(43歳,女性)は,8年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症した。現在は,治療の効果で症状の進行がおさえられている。公的な制度を使うことができるように,必要な認定を受けている。 Kさんは夫と2人で暮らしており,夫は朝早くKさんの朝食を作り,仕事に出かける。Kさんは肩関節や肘関節,股関節の可動域が狭く,左手指の巧緻性も低下している。お昼ごろからは,室内を自分の力で歩き,リーチャーや道具を工夫して家事を行うこともできる。しかし,からだの動きにくい午前中は,公的な制度を利用し,介護職に自室の掃除を依頼している。Kさんは,股関節の屈曲制限があるので,便座を高くし,トイレ動作が自立できるように工夫する必要がある。トイレットペーパーを右斜め前方に設置する場合, Kさんが便座に座った状態で,どの位置の高さにしたらよいか,適切なものを 1つ選びなさい。
1
大腿骨骨頭
2
上腕骨中間部
3
脛骨中間部
4
鎖骨
5
腓骨中間部
解説

大腿骨骨頭は、足の付け根部分となるため、肩関節、肘関節、股関節の動作を少なくでき、Kさんに適している。