Lさん(80歳,男性)は,高血圧症(hypertensi|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 50 : 
Lさん(80歳,男性)は,高血圧症(hypertension)と心疾患(heart disease)の持病がある。週2回,通所介護(デイサービス)での入浴を楽しみにしている。入浴の介護に関する注意点として,適切なものを 1つ選びなさい。
1
入浴前後の水分補給は控える。
2
浴槽内の水位は,心臓より下にする。
3
浴室より脱衣室の室温を低くする。
4
浴槽に入っている時問は,20分程度とする。
5
43℃以上の湯温に設定する。
解説

入浴の前後は水分をとることが脱水を防止することにつながる。ヒートショックを避けるため脱衣室と浴室の温度差はなくす必要がある。湯に浸かる時間はおおよそ5分以内が望ましく、一般的に適温とされる音頭は40〜42℃である。心疾患の持病があることから、浴槽内の水位は心臓より下にすることが適切である。