感染とその対策に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 32 : 
感染とその対策に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。
1
病院や施設に入所したことで新たに発症するのは,日和見感染である。
2
手洗いは,消毒液に手を浸して行う。
3
肺結核(pulmonary tuberculosis)は,主に経皮感染する。
4
雑巾やモップは,使わないときも湿らせておく。
5
ノロウイルス(Norovirus)は,感染性胃腸炎(infectious gastroenteritis)を起こす。
解説

1 - × 日和見感染は、免疫力が低下することにより発症する感染症である。病院や施設に入所したなどの環境的な原因によるものではない。

2 - × 手洗いは、液体石鹸と流水による手洗いと、消毒薬による手指消毒が有効である。

3 - × 肺結核は主に、結核患者の咳、くしゃみなどによる空気感染である。

4 - × 細菌やかびの増殖を防ぐため乾燥させることが適切である。

5 - ○ 感染性胃腸炎は嘔吐、下痢を主症状とし、乳幼児、高齢者等体力の低下している人の場合、重篤化する場合がある。