リハビリテーションに関する次の記述のうち,正しいものを |介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 22 : 
リハビリテーションに関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。
1
リハビリテーションの最終的な目的は,あらゆる人のAD L (Activities of Daily Living:日常生活動作)の自立である。
2
作業療法の1つに失語症のある人に対する言葉の訓練がある。
3
理学療法士は,業として義肢を製作する。
4
職業的リハビリテーションは,リハビリテーションを構成する 1つの領域である。
5
回復期リハビリテーションは,社会的リハビリテーションの一環として行われる。
解説

1 - × リハビリテーションの目標として、ADLの自立だけが最終目的ではなく、身体や精神の機能回復なども含まれている。

2 - × 作業療法士(OT)は、手芸、工作、その他作業を行わせるセラピストであり、言葉の訓練を行うのは、言語聴覚士(ST)である。理学療法士(PT)は運動を行わせ物理的手段を加えるセラピストであり、義肢を製作するのは義肢装具士の仕事である。

4 - ○ リハビリテーションは、医学的リハビリテーション、職業的リハビリテーション、教育的リハビリテーション、社会的リハビリテーションの4つの領域から構成される。

5 - × 回復期リハビリテーションは在宅復帰を目指すものである。社会的リハビリテーションは、高齢者の入居施設などで社会復帰を目指して行われるものである。