障害者自立支援法における「障害者」の定義に関する次の記述|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 12 : 
障害者自立支援法における「障害者」の定義に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
18歳未満の障害児を含む。
2
65歳以上の障害者を含む。
3
発達障害(developmental disorder)のある者は含まない。
4
高次脳機能障害(higher brain dysfunction)のある者は含まない。
5
双極性感情障害(bipolar affective disorder)のある者は含まない。
解説

1 - × 障害者自立支援法第4条第1項では、身体障害者、知的障害者、精神障害者、発達障害者、治療法が確立していない難病患者等のうち、18歳以上であるものと障害者が規定されている。

2 - ○ 障害者自立支援法第4条第1項では、年齢の上限は規定されていないため正しい。

3 - × 発達障害のある者も含む。

4 - × 高次脳機能障害のある者も含む。高次脳機能障害とは、脳における器質的な病気や外傷、脳以外の身体の病気によって、幻覚、せん妄などといった精神障害を引き起こす器質性精神障害の一部である。

5 - × 双極性感情障害のある者も含む。かつて「躁(そう)うつ病」といわれていた精神障害である。