介護職と利用者のコミュニケーションを促す場面づくりに関す|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 3 : 
介護職と利用者のコミュニケーションを促す場面づくりに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
利用者との関係性をつくる座り方として,直角法より対面法の方が有効である。
2
対面法で座る場合,視線を向けることのできる花瓶などを机の上に置くとよい。
3
利用者に近づけば近づくほど,親密な雰囲気になって利用者は話しやすくなる。
4
利用者が座っているときも,介護職は立ったままで話しかけてよい。
5
介護職が腕や足を組んだ姿勢をとると,利用者はより話しやすくなる。
解説

1 - × 直角法は、机の角などを使い介護者と利用者がずれた位置関係になるため、視線を外すことができリラックスしてコミュニケーションをとれる。対して対面法は、互いに向かいあうため、緊張をともなう面接相談に向く方法となる。

2 - ○ 対面法で座る場合は、視線をそらしにくくなるため、視線をそらすことができるよう花瓶などがあると、リラックスしてコミュニケーションがとれ適切である。

3 - × 利用者に近づけば近づくほど親密な雰囲気になるというわけではなく、逆に緊張感が増し話しにくくなることがある。状況に応じて適切にかかわることが大切である。

4 - × 立ったまま話しかけられると、利用者は威圧感を感じる。目線の高さを利用者に合わせコミュニケーションをとることが大事である。

5 - × 介護職が腕や足を組んだ姿勢をとることで、利用者に威圧感や嫌悪感を与えることになるため不適切である。