認知症高齢者の日常生活自立度判定基準「ランクⅢ」の内容と|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 2 : 
認知症高齢者の日常生活自立度判定基準「ランクⅢ」の内容として,正しいものを 1 つ選びなさい。
1
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても,誰かが注意していれば自立できる。
2
著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患が見られ,専門医療を必要とする。
3
屋内での生活は何らかの介助を要し,日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。
4
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ,介護を必要とする。
5
何らかの障害等を有するが,日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。
解説

選択肢は、ランクⅢの判定基準である。

認知症高齢者の日常生活自立度判定基準

ランクⅠ 何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内および社会的にはほぼ自立している。

ランクⅡ 日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。

ランクⅡa 家庭外で上記Ⅱの状態がみられる。

ランクⅡb 家庭内でも上記Ⅱの状態が見られる。

ランクⅢ 日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さがみられ、介護を必要とする。

ランクⅢa 日中を中心として上記Ⅲの状態がみられる。

ランクⅢb 夜間を中心として上記Ⅲの状態が見られる。

ランクⅣ 日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁にみられ、常に介護を必要とする。

ランクM 著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患がみられ、専門医療を必要とする。