介護福祉士
Q 55 :
認知機能の評価に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
長谷川式認知症スケールで認知症(dementia)の診断が可能である。
FAST(Functional Assessment Staging)は,血管性認知症(vascular dementia)の重症度判定に用いる。
IADL(Instrumental Activities of Daily Living:手段的日常生活動作)のアセスメント(assessment)は,軽度の認知症(dementia)において有用である。
MMSE(Mini-Mental State Examination)は,日常生活の行動観察から知能を評価する検査である。
言語機能が障害されると,認知症(dementia)の重症度評価はできなくなる。
解説
1 - × 簡易知能検査であり、これだけで認知症の診断はできない。
2 - × アルツハイマー型認知症の重症度判定に用いる。
3 - ○ この選択肢は適切です。
4 - × 見当識や記憶力、計算力、言語能力、図形の把握能力などから認知機能の評価を行なう。
5 - × 図形などを使って評価する。