リアリティ・オリエンテーション(reality orie|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 11 : 
リアリティ・オリエンテーション(reality orientation)に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。
1
現実の感覚や認識を確認して,見当識に働きかける療法である。
2
認知症(dementia)の人に特化したコミュニケーションの方法である。
3
思い出を語り合うグループワークである。
4
主体的な生活を獲得するための作業療法である。
5
動物を介在させる療法である。
解説

リアリティオリエンテーションは認知症の中でも見当識障害を持った患者を対象としたケアである。現実の何気ない情報を提供し、それを何度も繰り返すというものである。何気ない情報とは、その日の曜日、天気、今いる場所、季節など基本的な情報で、何度も確認することで見当識障害の進行防止と改善を目的としている。