パーキンソン病(Parkinson disease)に関|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 8 : 
パーキンソン病(Parkinson disease)に関する次の記述のうち,正しいものを 1 つ選びなさい。
1
40 歳代で発症することが最も多い。
2
突進現象が認められる。
3
筋肉の異常が原因である。
4
認知症(dementia)を合併することはまれである。
5
発症後 5 年以内に死亡することが多い。
解説

パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質であるドーパミンの産生減少によって引き起こされる病気で、難病に指定されている。発症年齢は50〜65歳以上に多く、進行すると約20%の人に認知症がみられる。発症してから10年程度は普通の生活を送ることが可能である。パーキンソン病の症状に歩行困難があり、安静時振戦と、腕の振りが弱く歩幅も小さい小刻み歩行などが出現する。症状が進むと、歩行している途中に足が止まらなくなり、何かにつかまって止まることがあり、これを突進現象という。