Nさん(80歳,男性)は,3か月前に肺炎(pneumon|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 22 : 
Nさん(80歳,男性)は,3か月前に肺炎(pneumonia)で2週間入院をし,杖歩行となった。 Nさんは,自宅で一人暮らしをしているが,週2回の訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けることになった。訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問すると,部屋の中は衣服やごみなどが散乱しているが,「面倒だ」と言って片づけようとしない。Nさんの自宅のようすを観察したときの,客観的情報の記録として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
部屋は衣服やごみが散乱していて汚い。
2
部屋は衣服やごみが散乱しているが,片づけようとしない。
3
部屋は衣服やごみが散乱していて,転倒の可能性がある。
4
片づけることが嫌いなので,部屋は衣服やごみが散乱してぃる。
5
部屋は衣服やごみが散乱していて,生活しづらそうである。
解説

観察における客観的情報とは観察者の五感を使って、見た、聞いた、嗅いだ、触った、味わったありのままの情報のことである。汚い、片付けるのが嫌い、生活しづらそう、転倒の可能性がある、というのは、訪問介護員の主観的基準や心情の推測や、転倒するかもしれないという予測で書かれているため適切ではない。