Bさん(84歳、男性)は、生活全般に介護を必要としている|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 140 : 
Bさん(84歳、男性)は、生活全般に介護を必要としている。ベッド上に仰臥位(ぎょうがい)でいるBさんは、喘息(ぜんそく)があり、咳込(せきこ)みが続き呼吸が苦しくなり、「楽な姿勢にしてほしい」と訴えた。介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
枕を外して、顔を横に向けて腹臥位(ふくがい)にする。
2
枕を重ねて、頭を高くする。
3
左側臥位(ひだりそくがい)にして、背中にクッションを当てる。
4
半座位(ファーラー位)にする。
5
オーバーベッドテーブルの上に枕を置いて、上半身を伏せる。
解説

1 - × 胸を圧迫する腹臥位は呼吸運動の妨げになるため適切ではない。。

2 -× 気道が圧迫され不適切である。

3 - × 臥位より座位の方が呼吸が楽にできる。

4 - × ファーラー位も呼吸がしやすくなる体位であるが、咳き込みがある場合、上半身を伏せる姿勢の方が呼吸がしやすい。

5 - ○ 臥位よりも肺活量が増え呼吸がしやすい。