Bさん(87歳,女性)は夫(90歳)と二人暮らしである。|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 107 : 
Bさん(87歳,女性)は夫(90歳)と二人暮らしである。Bさんには持病があり,夫は脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症による軽い右片麻痺(みぎかたまひ)で,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。Bさんと夫は苦労して手に入れた自宅に愛着を感じており,以前から,「死ぬならこの家で」と話していた。ある日Bさんは,「この家で死にたいと思っていたけど,いつまで二人で暮らせるか…」と打ち明けた。話を聞いた訪問介護員(ホームヘルパー)がBさんにかける言葉として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
「ご夫婦二人で入居できる施設を探しましょう」
2
「便利な道具がいろいろありますから使ってみましょう」
3
「どなたかご家族と同居できるといいですね」
4
「いざとなれば病院に入院しましょう」
5
「何か心配なことがおありなんですね」
解説

1 - × 自宅に愛着を感じている気持ちを尊重する。

2 -× 不適切な対応。

3 - × 不適切な対応。

4 - × 自宅で最期を迎えたいという気持ちを尊重する。

5 - ○ この選択肢は適切です。