頸髄損傷(けいずいそんしょう)(cervical cor|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 89 : 
頸髄損傷(けいずいそんしょう)(cervical cord injury)(第6頸髄節(だい6けいずいせつ)まで機能残存)の利用者が自分で更衣できるようにするための介護福祉職の助言として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
かぶりの衣類より,前あきの衣類を勧める。
2
ズボンの更衣は座位で行うように勧める。
3
ファスナーはボタンに変えるように勧める。
4
靴下にループをつけるように勧める。
5
上衣の着脱は仰臥位(ぎょうがい)で行うように勧める。
解説

第6頸髄節まで機能残存は、肩関節および肘関節の運動に加え、手関節の背屈が可能である。可能なADLは、・柵を使っての寝返り ・ベッド上での前後、左右の移動 ・万能カフを使用してスプーンまたはフォークで食事 ・手掴みでも食べられる ・洗顔、整髪、髭剃り ・かぶりシャツ、ループを使用して靴下または靴の着脱 ・リングを使用してファスナーの上げ下ろし