歩行のための福祉用具に関する次の記述のうち,適切なものを|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 27 : 
歩行のための福祉用具に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
1
歩行器は杖に比べて安定性がある。
2
歩行器型杖(ウォーカーケイン)は,歩行が比較的安定している場合に用いる。
3
シルバーカーは,自立歩行ができない場合に使用する。
4
フストランドクラッチ(Lofstrand crutch)は,関節リウマチ(rheumatoid arthritis)がある人に適している。
5
固定式歩行器は,左右のフレームを交互に持ち上げて使用する。
解説

歩行器は、杖に比べて支持基底面積が広くなるため安定性があるため、1が適切である。ロフストランドクラッチは、前腕固定型杖ともよばれ、肘の下あたりをカフで固定し、さらに握り部分をにぎって使用し、2箇所で、支える構造になっている。杖では支持性にかける場合に使用され、関節への負担を生じ症状を悪化させる可能性があるため、関節リウマチがある人には不適切である。