K さん(85歳,女性)は,脳出血(cerebralhe|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 25 : 
K さん(85歳,女性)は,脳出血(cerebralhemorrhage)の後遺症で右片麻痺があり,施設に入所している。食事の時以外は,ベッドで寝ていることが多い。車いすに乗って介護職と一緒に散歩に行くことが楽しみである。Kさんの散歩の介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
散歩の場所は介護職が決める。
2
散歩中に顔色や表情を確認する。
3
歩行しないので靴は用意しない。
4
急な下り坂は,前向きで下りる。
5
散歩の代わりにレクリエーションに参加してもらう。
解説

1や5は、自己決定の尊重がなされていないため不適切。車いすに乗る際、靴を履くことは、足を保護することにつながるため靴は履いてもらう。車いすで急な下り坂を下る際は、利用者に恐怖感を与えたり転倒の危険性もあるため、介護者の身体で支えながら後ろ向きで降りるのが適切である。普段は、ベッドで寝ていることが多い利用者であるため、散歩中に体調確認することは適切である。