Gさん(83歳,要介護2)は,夫(85歳)と二人暮らしで|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 18 : 
Gさん(83歳,要介護2)は,夫(85歳)と二人暮らしである。大腿骨頸部骨折(femoral neck fracture)で入院していたが,退院時,排泄はトイレで自立していた。退院後,訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用することになり,訪問介護員(ホームヘルパー)が初めて訪問すると, Gさんはおむつをして,ベッドで横になっていた。訪問介護員(ホームヘルパー)が夫との関係づくりのために,最初に行う対応として,最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
夫におむつ交換の方法を指導する。
2
夫の頑張りを認めながら, Gさんの状況を聴く。
3
リハビリテーションの導入を検討するように,伝える。
4
夫の介護では限界があることを自覚するように,促す。
5
このままでは寝たきりになるので, Gさんを起こすように話す。
解説

初めての訪問では、利用者や家族との関係づくりが重要になる。まずは、夫の頑張りを認め、介護職が客観的にGさんの状況を把握することに加え、家族からみた利用者の状況を聴くことが大事である。