介護福祉士
Q 50 :
Ｆさん（82 歳，男性）は，脳梗塞（cerebral infarction）の後遺症による右片麻痺(みぎかたまひ)と運動性失語の状態で，介護老人福祉施設へ入所した。自分の意思は，顔の表情やうなずきなどの動作や左手を使って伝えることができる。2 時間ほどは車いすで座位を保つことができる。食事の際は，自分でご飯やおかずをスプーンに乗せたり汁物を口に運ぶことは困難であるが，スプーンに乗った食べ物を左手で口まで運んで食べることはできる。食事場面における介護福祉職の対応として，最も適切なものを1 つ選びなさい。
解説
1 - × 車いす上で座位が取れるのであれば、嚥下状態から見ても車いすに座り食卓で摂取するのが良い。
2 - × 必要である。
3 - ○ 食事においても利用者の自己決定は必須である。
4 - × 常に利用者の立場に立っても介護が基本とされる。利用者と相談の上、決定していく内容である。
5 - × 誤りである。