Dさん(42 歳,男性)は,営業の仕事をしていた。休日に|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 5 : 
Dさん(42 歳,男性)は,営業の仕事をしていた。休日に趣味のサイクリングの最中,交通事故に遭った。脊髄(せきずい)を損傷し,対麻痺(ついまひ)の状態になり,車いすで移動する生活になった。Dさんに関する次の記述のうち,ICF(International Classification of Functioning,Disability and Health:国際生活機能分類)における「心身機能・身体構造」と「活動」の関係を示すものとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
1
移動に車いすを使う生活になり,退職することになった。
2
上肢は自由に動かせる状態であり,車いすで移動できるようになった。
3
玄関の周りをバリアフリーにすることで,一人で外出できるようになった。
4
サイクリングの楽しさを忘れられず,車いすマラソンに取り組む準備を始めた。
5
脊髄損傷(せきずいそんしょう)のために,排尿のコントロールが困難になった。
解説

ICF(国際生活機能分類)における「心身機能・身体構造」とは、身体や精神のはたらきのことであり、「活動」とは課題や行為の個人による遂行であるため、上肢の状態という「心身機能・身体構造」と移動手段(車いす)という「活動」との関係を示している。