地域包支援センターとは、包括的支援事業や、その他厚生労働省令で定める事業(二次予防事業対象者の把握事業等の介護予防事業や、市町村が行なう任意事)を実施し、地域住民の心身の健康を包括的に支援することを目的とする機関である。設置は市町村が行ないおおむね人口2~3万人の日常生活圏域ごとに設置することと定めている。 (大まかな地区割りとして、【中学校の学区】が目安)対象は、要介護高齢者ではなく、介護予防・生活支援サービス事業対象者(要介護状態になるおそれの高い65歳以上の高齢者のこと)にかかわるケアマネジメントを行う。人員配置に介護福祉士の配置義務はなく、個々の介護保険サービスを提供するという機関ではない。