「障害者虐待防止法」に関する次の記述のうち,正しいものを|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 24 : 
「障害者虐待防止法」に関する次の記述のうち,正しいものを 1つ選びなさい。(注)「障害者虐待防止法」とは,「障害者虐待の防止,障害者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
1
対象となる虐待の範囲は,身体的虐待,心理的虐待及び性的虐待の3種類とされている。
2
市町村は,虐待に対応するために地域活動支援センターを設置することが義務づけられている。
3
家族による虐待に対しては,市町村が通報を受理して,身体障害者更生相談所または知的障害者更生相談所が対応することとされている。
4
施設サービスでの従事者による虐待は対象となるが,障害者の雇用主による虐待は対象外とされている。
5
医療機関の管理者は,医療機関を利用する障害者に対する虐待を防止するために必要な措置を講ずることとされている。
解説

1 - × 他にも、放棄・放任(ネグレクト)や、経済的虐待もふくまれる。

2 - × 地域活動支援センターではなく、市町村障害者虐待防止センターを設置することになっている。

3 - × 市町村が受理したあと、福祉事務所や関係機関、民間団体などの市町村障害者虐待対応協力者と協議しなくてはならないとされている。

4 - × 虐待者は「養護者」「障害者福祉施設従事者等」「使用者」と規定されており、障害者を雇用する雇用主は使用者にあたるためも適切ではない。

5 - ○