〔事 例〕Jさん(56 歳,男性)は,脳梗塞(cereb|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 38 : 
〔事 例〕Jさん(56 歳,男性)は,脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で,左片麻痺(ひだりかたまひ)と高次脳機能障害(higher brain dysfunction)があるために,障害者支援施設に入所して,車いすでの生活をしている。Jさんは,現在の施設に作業活動がないことを不満に思っていて,たびたび,妻に「職業訓練や収入を得ることが目的ではなく,のんびりと楽しみながら作業がしたい」と話している。妻はどうしたらよいのか分からず介護福祉職に相談した。介護福祉職は,Jさんが利用できるプログラムについて検討した。その結果,Jさんに合った創作的活動を取り入れたプログラムを実施することになった。Jさんは,創作的活動に参加したが,その作業手順が複雑になると,何からやればよいのか分からなくなって,計画的に作業を進めることができない。作業をしているときのJさんの状態として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1
遂行機能障害
2
半側空間無視
3
構音障害
4
知的障害
5
記憶障害
解説

1 - ○記述の通りである。

2 - × 問題文の中に空間無視は無い。

3 - × 構音障害の特徴は見られない。

4 - × 適切ではない。

5 - × 記憶に障害がある記述は無い。