Hさん(80歳,男性)は,娘には老後の心配をかけたくない|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 27 : 
Hさん(80歳,男性)は,娘には老後の心配をかけたくないと考えて,2年前に夫婦で軽費老人ホームに入所した。物静かな性格で賑やかな場所は苦手である。身の回りのことは自分でできる。10年前に糖尿病(diabetes mellitus)にかかり,毎日,朝食前に自分でインスリン注射をしている。半年前,妻が突然亡くなった。妻がいるころは,妻と一緒に散歩をしたり,妻が食事にも気を配ってくれていたので血糖値は安定していた。妻の死後は自己注射を介護職が見守っている。受診後Hさんは,「できるだけ自分で健康管理をして,ここで生活していきたいので協力してほしい」と介護職に話した。介護職が行った支援として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1
運動をしていたので励ました。
2
部屋の掃除を頼まれたが断った。
3
仲の良い利用者と間食をしていたので,その場で注意した。
4
インスリン注射の見守りを中止した。
5
妻のことは何も話さないようにした。
解説

適度な運動により、筋肉中のグリコーゲンが消費され、インスリンの働きもよくなるので、適切である。