Lさん(80 歳)は,妻(75 歳)と二人暮らしである。|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 21 : 
Lさん(80 歳)は,妻(75 歳)と二人暮らしである。半年前に脳梗塞(cerebral infarction)を起こし,左片麻痺が残った。時間をかければ,着脱や洗面など,身の回りのことができる。現在,要介護1で,週1回訪問介護(ホームヘルプサービス)を受けている。妻は,70歳ころから軽い心不全(heart failure)が繰り返し起きるため,屋内での生活が中心となっている。Lさんは,自分でできることは自分でやりたいと思っているが,妻は夫の世話は自分の役割と思って,Lさんが自分でできることでも世話をしてしまう。Lさんはお風呂が好きで,脳梗塞(cerebral infarction)を 起こす前は,毎日,湯船につかっていた。しかし,自宅の浴槽の縁が浴室の床から高く,妻の介助では,湯船につかることができないために,退院後はシャワ一を使用していた。Lさんは「在宅生活を続けながら,週1回でも湯船につかりたい」と訪問介護員(ホームヘルパー)に話している。 Lさんの「在宅生活を続けながら,週1回でも湯船につかりたい」という希望をかなえるための介護保険のサービスとして,次の中から最も適切なものを 1つ選びなさい。
1
訪問リハビリテーション
2
居宅療養管理指導
3
訪問看護
4
特定施設入居者生活介護
5
通所介護
解説

Lさんは要介護1なので居宅サービスが利用できる。通所介護は、デイサービスセンター等に通って、食事、入浴、排泄介護、レクリエーションなどのサービスを利用できるので、適しているサービスである。