J さん(36歳,男性)は,6歳の時,大学病院で精神(発|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 14 : 
J さん(36歳,男性)は,6歳の時,大学病院で精神(発達)遅滞の判定を受け,療育手帳(重度)が交付された。両親はJさんに必要以上の世話をし,衣服の着脱も介助していた。しかし,両親が高齢になり家庭でJさんの介護が困難になったため,1週間前にJさんは障害者支援施設に入所した。言葉によるコミュニケーションは簡単な単語の理解ができる程度であり,生活全般に指示や見守りが必要である。たばこの吸殻を食べてしまう行為がみられ,吸殻を探して施設の近所まで出歩くなどの行動もみられた。対人関係をうまく築けないようで,なれない人たちの中に入ると,上肢を噛むなどの自傷行為が現れることも分かってきた。 日中にJさんが利用しているサービスとして,正しいものを 1つ選びなさい。
1
同行援護
2
生活介護
3
療養介護
4
居宅介護
5
短期入所
解説

「生活全般に指示や見守りが必要である。」との記述があるので、Jさんが自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、 食事の介護の提供、衣服の交換介助、そして日常生活の維持向上のための提供その他の便宜を適切かつ効果的に行う「生活介護」が利用しているサービスとして正しい。