Eさん(35 歳,女性)は,出産時に脳出血(cerebr|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 10 : 
Eさん(35 歳,女性)は,出産時に脳出血(cerebral hemorrhage)を起こした。現在は,片麻痺で車いすを利用し,高次脳機能障害(higher brain dysfunction)による注意障害を持ちながら,乳児を育てている。このようなEさんに対して,多職種による支援が行われることになった。Eさんにかかわる専門職とその支援の内容として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
1
社会福祉主事が家事援助サービスを提供する。
2
保健師が子育て相談を行う。
3
身体障害者福祉司が治療体操を行う。
4
知的障害者福祉司が精神障害者保健福祉手帳の申請を行う。
5
介護支援専門員(ケアマネジャー)がサービス等利用計画を作成する。
解説

設問から、高次脳機能障害の程度も、Eさんが何に困っているか、家族状況など、具体的な情報もないことから、まずは、定期的な訪問により、Eさんの子育て状況などをはじめ、生活全般を保健師にみてもらうことがベストと考えられる。保健師は、個人や集団に対して、母子保健、精神保健等の保健活動、健康保持増進、疾病予防、健康相談、健康教育など広く地域住民の公衆衛生に必要な保健指導を行っているため適切である。