右利きのCさん(73歳、男性)は脳梗塞(cerebral|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 72 : 
右利きのCさん(73歳、男性)は脳梗塞(cerebral infarction)を発症して、回復期リハビリテーション病棟に入院中である。左片麻痺(ひだりかたまひ)のため、歩行は困難である。他の患者とも交流せず、病室に閉じこもりがちであったため、多職種チームによるカンファレンス(conference)が開かれた。現時点のCさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
利き手の交換
2
階段昇降訓練
3
義足の製作
4
プッシュアップ訓練
5
心理カウンセリング
解説

1 - × 利き手は麻痺側でない為、適切ではない。

2 - × 階段昇降訓練は、片麻痺の人に行われる通常の訓練であり、現時点のCさんへの対応としては適切ではない。

3 - × 義足は、下肢が切断された状態で必要とされるものである。

4 - × プッシュアップ訓練とは、座位にて上肢で座面を押し臀部を持ち上げる動作である。主に脊髄損傷者に行う訓練である。

5 - ○ 病室に閉じこもりがちなCさんの為、精神面のフォローが必要である。