対麻痺(ついまひ)を生じる疾患として、最も適切なものを1|介護福祉士問題集

介護福祉士

Q 65 : 
対麻痺(ついまひ)を生じる疾患として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1
筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)
2
腰髄損傷(lumbar spinal cord injury)
3
悪性関節リウマチ(malignant rheumatoid arthritis)
4
パーキンソン病(Parkinson disease)
5
脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)
解説

1 - × 対麻痺はみられない。筋萎縮性側索硬化症とは、運動神経が障害され、体を動かすのに必要な筋肉が痩せて力がなくなっていく病気。

2 - ○ 脊椎損傷は、障害された部分より下へ脳からの指令が伝わらなくなり、また下からの信号が脳へ伝わらなくなるため、対麻痺が生じる。

3 - × 悪性関節リウマチとは、関節リウマチに、血管炎をはじめとする関節以外の症状があるもの。対麻痺はみられない。

4 - × パーキンソン病には対麻痺はみられない。

5 - × 脊髄小脳変性症は、はっきりした原因がないままに小脳とその周辺の神経細胞が変性し、運動失調をきたす病気。対麻痺はない。