障害の概念として、世界保健機関(WHO)が1980年に発表したのが国際障害分類ICIDHである。ICIDHで提案された障害の3つの次元「機能障害」「能力障害」「社会的不利」を、2001年に発表された国際機能分類ICFでは、「環境因子」と「個人因子」をより重視し、生活機能を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の次元で提案し、それらが相互に影響しある統合モデルを提案した。