指定地域密着型サービス事業者について正しいものはどれか。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 13 : 
指定地域密着型サービス事業者について正しいものはどれか。3つ選べ。(注)選択肢1、2及び5は「指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成18年厚生労働省令第34号)の定める内容による。
1
認知症対応型共同生活介護計画は、介護支援専門員でなくても作成できる。
2
小規模多機能型居宅介護の管理者は、介護の職務に従事してはならない。
3
公募指定をするときは、市町村の条例で定める基準に従って選考する。
4
事業の設備及び運営に関する基準は、市町村の条例で定める。
5
認知症対応型通所介護事業者には、定期的な避難訓練が義務付けられている。
解説

認知症対応型共同生活介護計画を担当する者は、保健医療サービスまたは福祉サービスの利用計画の作成に関し知識と経験があり、認知症対応型共同生活介護計画の作成を担当させるのに適当と認められる者で、厚生労働大臣が定める研修を修了している者。うち1人は介護支援専門員でなければならないとあるので、1は正しい。小規模多機能型居宅介護の管理者は、事業所ごとに常勤専従の管理者を置かなければならない。ただし、管理に支障がない場合は、他の職務に従事できるという規定があるので、2は誤り。公募指定の時は厚生労働省が定める基準に従うため、3は誤り。事業の設備及び運営に関する基準について、地域密着型サービス、地域密着型介護予防サービス、介護予防支援、基準該当介護予防支援の4つが市町村の条例で定めるため、4は正しい。認知症対応型通所介護事業者は、非常災害に関する計画を立て、関係機関への通報および連携体制を整備し、それらを定期的に従業者に周知するとともに、定期的に避難、救出その他必要な訓練を行わなければならないという規定があるため、5は正しい。