高齢者の飲酒問題に関して適切なものはどれか。3つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 31 : 
高齢者の飲酒問題に関して適切なものはどれか。3つ選べ。
1
退職や配偶者の死をきっかけに、飲酒問題が顕在化する場合がある。
2
アルコール依存症は、本人の意志や性格の問題である。
3
高齢者の過度の飲酒は、脳血管障害、骨折、認知症のリスク因子である。
4
アルコール依存症は、飲酒をやめれば能力障害が生じないと判断されているため、精神障害者保健福祉手帳の対象外である。
5
家族関係が希薄な場合には、飲酒問題に気づくのが遅れることがある。
解説

2 - 不正解。 アルコール依存の50から60パーセントは遺伝要因、残りが環境要因によると推定されていて、薬物依存症の一種であり、精神疾患のひとつと考えられている。

4 - 不正解。 薬物やアルコールによる急性中毒、またはその依存症の患者さんも精神障害者保健福祉手帳交付の対象者となるが、初めてアルコール依存症の治療を受けた日から6ヵ月を経過していないと申請手続きができない。