ケアマネージャー(ケアマネ)
Q 42 :
高齢者のうつ病について正しいものはどれか。3つ選べ。
背景因子として、社会的役割の喪失や慢性疾患の合併などがある。
若年期と比べ、気分・感情の落ち込みが目立ち、不安・焦燥感が目立たないことが多い。
若年期と比べ、頭痛や肩こりなど身体症状を伴うことが多い。
治療には薬物療法と精神療法があるが、高齢者の場合、精神療法は効果がないので、薬物療法のみを行う。
抗うつ薬によるうつ症状への効果の発現には時間を要するため、効果がないからと勝手に服薬を中断しない。
解説
2 - 不正解。 老年期のうつ病においては、不安、焦燥感（いらいら）、苦悶感、気分や感情の落ち込みなど否定形な病像を示しやすい。
4 - 不正解。 高齢者であっても精神療法は有効なことがあり、薬物療法と併用される。