口腔ケア及び誤嚥性肺炎について適切なものはどれか。3つ選|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 44 : 
口腔ケア及び誤嚥性肺炎について適切なものはどれか。3つ選べ。
1
総義歯の高齢者であっても、定期的な口腔ケアは必要である。
2
食事摂取後すぐに臥位になった方が、胃腸の動きが活発になるので、誤嚥性肺炎の予防につながる。
3
口腔ケアは、口腔内細菌を減少させるとともに咳嗽(がいそう)反射を促すので、誤嚥性肺炎の予防に有効である。
4
脳卒中で麻痺のある高齢者では、麻痺側の頬の内側に食物が残っていることが多いので、残渣の有無を確認しながら食事の介助をする。
5
糖尿病に罹患した高齢者では、出血傾向が増すので、歯肉出血のリスクがある口腔ケアは慎む。
解説

2 - 不正解。 食後すぐに臥位(がい)すると腹部を圧迫し、食べたものが胃からの逆流によって誤嚥する可能性があるため望ましくない。

5 - 不正解。 免疫力が低下するため歯周病になりやすく、感染症にかかりやすいため、出血に留意しながらも口腔ケアは不可欠。