在宅医療について、より適切なものはどれか。2つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 43 : 
在宅医療について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1
人工呼吸器を装着している場合には、外出はできないため、社会参加は考慮しなくてもよい。
2
在宅酸素療法を実施している場合には、酸素濃縮器にはバッテリーが内蔵されているので、2日間程度なら停電になっても問題はない。
3
パルスオキシメータの測定値は、貧血、末梢循環不全、あるいは濃いマニキュアを爪に塗っている場合には、正確な数値を示さないことがある。
4
在宅で持続点滴をしている場合であっても、訪問入浴介護を利用することができる。
5
胃ろうからの経管栄養を受けている者が下痢になった場合には、消化吸収を速やかに行う必要があるため、注入速度を速くする。
解説

1 - 不正解。 人工呼吸器を装着している場合でも、外出は可能。楽しみや生きがいにもつながるため、外部と交流することは重要。

2 - 不正解。 内蔵バッテリーの持続時間は機種により、数十分〜長くても数時間程度(10時間程度)のため2時間の停電には対応できない。

5 - 不正解。 この場合の下痢になった原因は、温度、注入量、注入速度等。消化器官に負担がかからないよう注入速度を遅くするのが一般的対処である。