自宅で暮らしている利用者Aさんは、最初の面接で「自分がで|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 24 : 
自宅で暮らしている利用者Aさんは、最初の面接で「自分ができないことをやってもらえばいいし、サービスを使うのは権利だ。ケアプランはいらないから、何日にどんなサービスが使えるかを書いた紙だけをくれればいい」と言っている。介護支援専門員の対応としてより適切なものはどれか。2つ選べ。
1
「私は専門職で、いろいろな指導もできますし、生活はきちんと管理して差し上げますから、まずは私の言うことを聞いてください」と話した。
2
「サービスを利用する権利があることはそのとおりです。しかし、ケアプランを作らないと規則違反になりますから、そのようなご意向でしたらほかの事業者と契約してください」と話し、利用者宅を辞した。
3
「あなたがサービスを利用して楽しく幸せに暮らせるように願っています。それを実現するために、どんなサービスが必要か相談させてください」と話した。
4
「サービスは一緒に考えましょう。でもケアプランは必要なものです。良いものを作りますから私に任せてください」と話した。
5
「私の仕事は、できないことを補うサービスを入れて終わりではありません。どのように毎日暮らしたいと考えておられるか教えていただいたら、それをケアプランに目標として書き込んで、一緒に持っていましょう」と話した。
解説

1 - 不正解。 不適切。介護支援専門員の価値観を押しつけるような管理、指導をするものではなく、利用者の意思を尊重する。

2 - 不正解。 十分な説明・理解が得られていないまま他の事業者を促すのは不適切。

4 - 不正解。 利用者の意見を取り入れながら一緒に作っていくという姿勢が大切。「私に任せてください」というところが利用者本位の徹底がされていない。