成年後見制度について正しいものはどれか。2つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 44 : 
成年後見制度について正しいものはどれか。2つ選べ。
1
成年後見人は、本人の居住用不動産の処分を含め、本人の財産に関する法律行為を家庭裁判所の許可なく本人に代わって行うことができる。
2
市町村長は、65歳以上の者の福祉を図るため特に必要があると認めるときは、後見開始等の審判を請求することができる。
3
成年被後見人による法律行為を、当該成年被後見人が自らこれを取り消すことはできない。
4
任意後見契約の委任者(本人)と任意後見受任者は、公正証書で任意後見契約を交わさなければならない。
5
任意後見制度では、家庭裁判所が、任意後見人の四親等内の親族の中から任意後見監督人を選任する。
解説

1 - 不正解。 成年後見人が本人の住居用の不動産を処分する場合には、家庭裁判所の許可が必要になる。

3 - 不正解。 成年後見制度を利用していても当該成年被後見人、本人が行った法律行為 ・ 契約等を取り消すことはできる。

5 - 不正解。 後見人が必要になった場合、予め契約をしていた人が後見人となる。四親等内の親族から選任しないといけないという決まりはない。