成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 30 : 
成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
1
成年後見制度とは、認知症・知的障害・精神障害等により判断能力が不十分であるために、意思決定が困難な者の判断能力を成年後見人等が補う制度である。
2
成年後見人が、本人(成年被後見人)の居住用の不動産を処分する場合には、任意後見監督人の許可が必要である。
3
任意後見制度では、任意後見人に不正等があると、任意後見監督人の報告を受けた市町村が、家庭裁判所と協議のうえで任意後見人を解任することができる。
4
法定後見制度とは、四親等内の親族等の申立てに基づいて、家庭裁判所が成年後見人等を職権で選任する制度である。
5
「補助」類型の場合、補助人には、本人(被補助人)の同意のもと、四親等内の親族等の請求により、家庭裁判所の審判で代理権を与えることができる。
解説

2 - 不正解。 成年後見人が本人居住用の不動産を処分する場合、許可が必要なのは家庭裁判所。

3 - 不正解。 任意後見人に不正等がある場合に、任意後見監督人から家庭裁判所に報告が行き、任意後見人を解任することができる。