ケアマネージャー(ケアマネ)
Q 28 :
高齢者の精神障害について適切なものはどれか。2つ選べ。
アルツハイマー病では、人格が比較的保たれることが特徴である。
せん妄は、意識混濁に加えて、錯覚や幻覚などの状態をいうが、妄想を伴うことはない。
老年期気分障害では、うつ気分に加えて、注意力の低下や緩慢な動作などの症状を示しやすい。
せん妄がみられる高齢者に対しては、薬物治療はほとんど効果がない。
解説
1 - 不正解。 アルツハイマーは人格が崩れやすい。比較的、人格がよく保たれるのは血管性認知症の特徴。
2 - 不正解。 せん妄は意識障害の一種なので錯覚、幻覚、妄想を伴うことがある。
5 - 不正解。 水分・電解質の補給、脳循環改善薬や向精神薬を用いた薬物治療も効果が期待できる。