ケアマネージャー(ケアマネ)
Q 21 :
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。
がんの身体的疼痛は制御が困難で、点滴による麻薬の投与が欠かせない。
在宅で人工呼吸器を利用する場合、災害等による停電に備えて、予備バッテリーの確保や必要な連絡体制を確認する。
在宅酸素療法では、引火のおそれがあるため、火気から2m以上離すことや禁煙することが必要である。
完全皮下埋め込み式のポート型の在宅中心静脈栄養では、感染のおそれがない。
経管栄養では、栄養剤は腸管ですべて吸収されるために排便はなくなる。
解説
1 - 不正解。 比較的容易に疼痛コントロールができるものに麻薬の座薬や経口剤、パッチ製剤があり、これらを使用する場合もある。
4 - 不正解。 在宅中心静脈栄養は、感染のリスクもあるため、栄養剤のバッグやルートは毎日交換が必要、針も週に1〜2回交換し清潔を心がける。
5 - 不正解。 経管栄養をしても排便はあるため便秘や下痢などに注意が必要になる。