短期入所療養介護について正しいものはどれか。3つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 134 : 
短期入所療養介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1
喀痰吸引を必要とする要介護高齢者は、介護老人保健施設での短期入所療養介護を利用できない。
2
短期入所療養介護には、ターミナルケアも含まれる。
3
緊急短期入所受入加算は、居宅サービス計画にない短期入所療養介護を緊急に行った場合に、7日を限度として算定できる。
4
投薬以外の診療を行ってはならない。
5
介護老人保健施設において多職種で協働して個別リハビリテーション計画を作成し、実施した場合には、個別リハビリテーション実施加算を算定できる。
解説

短期入所療養介護を利用する者は、医学管理のもとで介護が必要な要介護者、となっており、この介護者の中には喀痰吸引が必要な人も含まれる。そのため、利用者であれば短期入所療養介護を使えることとなり1は誤り。短期入所療養介護にはいくつか項目があり、その中にターミナルケアも含まれるため2は正しい。計画にない短期入所療養介護を緊急に行った場合、緊急にサービスを受ける必要がある、と認められた場合は7日を限度にして緊急短期入所受入加算を算定できるため、3は正しい。検査、投薬、注射、処置等は、利用者の病状に照らして妥当適切に行うとあるため、4は誤り。医師、看護職員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等が共同して利用者ごとに個別リハビリテーション計画を作成し、当該個別リハビリテーション計画に基づき、医師又は医師の指示を受けた理学療法士等が個別リハビリテーションを行った場合 に算定できるため5は正しい。