検査について、より適切なものはどれか。3つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 123 : 
検査について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1
高齢者のBMI(Body Mass Index)は、脊椎の変形や圧迫骨折により、本来の値より小さくなる。
2
血清アルブミンは、高齢者の長期にわたる栄養状態をみるために有用な指標である。
3
AST(GOT)は、肝臓の疾病以外の原因でも上昇する。
4
糖尿病の指標であるヘモグロビンA1cは、検査前1~2時間の血糖レベルを反映している。
5
CRP(C反応性たんぱく質)は、感染症以外に、悪性腫瘍や膠原病でも高値になることがある。
解説

BMIは体重÷(身長X身長)で割り出すため、1は誤り。血清アルブミンは、たんぱく質とエネルギー不足によっておこる、PEMの指標の1つとして用いられることから、2は正しい。AST(GOT)は、肝・胆道疾患の指標として用いるが、肝臓の疾患以外に心臓疾患、筋肉の疾患、溶結性疾患によっても上昇することがあるため、3は正しい。ヘモグロビンA1cは、検査前1~2か月の平均的血統レベルを反映しているので4は誤り。CRPは、感染症、がん、膠原病、心筋梗塞など、体内で炎症が起きたり、細胞破壊が起きると上昇するため、5は正しい。