高齢者に多い症状・疾患について正しいものはどれか。3つ選|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 121 : 
高齢者に多い症状・疾患について正しいものはどれか。3つ選べ。
1
高齢者の難聴では、伝音性難聴が多い。
2
服用する薬剤数が多くなると、副作用のリスクは増大する。
3
心房細動では、心内で形成された血栓により、脳梗塞をきたすことが多い。
4
高齢者のめまいは、内耳の障害のほか、血圧のコントロール不良、脳腫瘍などが原因となることがある。
5
加齢黄斑変性では、進行しても視力が失われることはない。
解説

高齢者に多い難聴では、伝音声難聴、感音性難聴、耳鳴りがあるが、感音性難聴が多いので1は誤り。服用する薬剤が多ければ、薬そのものの副作用に加え、相互副作用が出やすくなるため、2は正しい。心房細動による不整脈で血流がよどみ、血栓が生じやすくなるため、3は正しい。高齢者に見られるめまいは、内耳の生涯、薬剤、起立性低血圧、低血糖、徐脈性不整脈、小脳疾患などが原因として挙げられるので4は正しい。加齢黄斑変性は、加齢により網膜の中心部に障害が生じる疾患であり、視力が低下し、失われることもあるため、5は誤り。