ケアマネージャー(ケアマネ)
Q 93 :
次の記述について適切なものはどれか。2つ選べ。
要介護4又は5と認定された者のみが、短期入所療養介護を利用できる。
介護保険施設における食事代や理美容代については、入所者の同意がなくても、徴収することができる。
口腔機能維持管理体制加算は、歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、介護職員に対する口腔ケアに係る技術的助言及び指導を月1回以上行った場合に、算定することができる。
入所前後訪問指導加算は、介護老人保健施設の入所者が、居宅でなく他の社会福祉施設に入所する際にも、その者の同意を得て実施する場合に、算定することができる。
介護保険施設の入所者に認知症の行動・心理症状が認められるため、医師が往診した場合には、認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定することができる。
解説
1 - 不正解。 短期入所療養介護は要介護1から5と認定された要介護者。要支援の人は介護予防療養介護を利用できる。
2 - 不正解。 サービス利用前に必ず本人、家族の同意が必要。介護保険施設が食事代や理美容代等の費用を徴収することはできない。
5 - 不正解。 医師が、認知症の行動・心理症状が認められるため、在宅での生活が困難であり、緊急に入所する必要があると判断した者に対し、介護保健施設サービスを行った場合は、入所した日から起算して7日を限度として、1日につき所定単位数を加算する。すでに介護保険施設の入所者の場合は算定できない。