高齢者の感染症について正しいものはどれか。2つ選べ。|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 78 : 
高齢者の感染症について正しいものはどれか。2つ選べ。
1
高齢者のノロウイルス感染は、すべて汚染された食品からの感染である。
2
インフルエンザ様の症状があっても、インフルエンザ迅速診断キットの判定が陰性であれば、他人に感染させるリスクはない。
3
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染者に対しては、処置前後に、流水と石鹸での手洗いや消毒を行う。
4
ノルウェー疥癬(角化型疥癬)では、タオルなど肌に直接触れるものは共用しないが、予防衣や手袋の着用は不要である。
5
2週間以上続く咳や微熱がある場合には、結核を疑い、早期発見に努める。
解説

1 - 不正解。 感染経路には、食品媒介感染、接触感染、飛沫感染があり汚染された食品だけではない。

2 - 不正解。 インフルエンザが検査キットで陽性となるのは24時間以降と言われているため、感染した直後は、診断キットの判定が陰性で出ることもある。そのため陰性の場合はどちらとも言えないため、他人に感染するリスクはある。

4 - 不正解。 ノルウェー疥癬は感染力が高いため、直接肌に触れるものを共用しないことはもちろん予防衣や手袋の着用と手洗いを徹底することが感染を蔓延させないためには重要です。