BPSD(認知症の行動・心理症状)について、より適切なも|ケアマネージャー(ケアマネ)問題集

ケアマネージャー(ケアマネ)

Q 43 : 
BPSD(認知症の行動・心理症状)について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1
BPSDは、認知症が進行し、終末期に向かうほど顕著になる。
2
BPSD出現の背景には、便秘や睡眠障害がある場合もある。
3
BPSDへの対応には、認知症の人に対するもののほか、介護者(家族)への支援も含まれる。
4
BPSDへの対応は、薬物療法を優先して行うべきである。
5
家庭や福祉施設では対応が困難なBPSDの場合には、老人性認知症疾患療養病棟などへの入院も検討する。
解説

1 - 不正解。 認知症が進行し、終末期になると身体機能や認知機能が大きく低下するため活動性が大きく低下し無気力、無言、無動を呈する。終末期に向かうほど目立たなくなる。

4 - 不正解。 薬物療法は副作用があるため、悪化要因になることもある。BPSDの治療には回想法や音楽療法等の非薬物治療が第一の選択である。